赤ちゃん おう吐 腹痛

MENU

こんなときは注意!赤ちゃんのおう吐や腹痛

ミルクを勢いよく吐く…幽門狭窄症

 

 

 赤ちゃんが授乳後に吐いてしまうことは珍しくありません。吐いても機嫌がよくて、食欲もあり体重が順調に増えているようであれば、ゲップをさせても動かしたり寝かしたりすると吐いてしまうことがあっても、生理的な現象なので心配いりません。

 

 吐いてしまうのが気になるようであれば、授乳後にしっかりゲップをさせたり、授乳後はすぐに寝かせないで、クッションや布団にもたせかけて1時間くらい休ませてみてください。

 

ミルクを勢いよく吐くときは注意

 ただし、授乳のあとに噴水のように勢いよく吐くときは注意が必要です。生後2〜3週間から授乳のたびに激しく吐いて、すぐにおっぱいをほしがり、体重が増えないようであれば、幽門狭窄症の可能性があります。

 

 胃から十二指腸につながる部分を幽門部といいます。幽門狭窄症とは、この幽門部が異常に厚くなって、お乳が腸に流れにくくなるために吐いてしまう病気です。幽門狭窄症の原因はまだわかっていませんが、男の子に多い傾向があります。

 

病院へ行く目安

 よくお乳を吐いて、体重の増え方が悪いときは早めに病院へ連れていきましょう。下痢や発熱などの症状がみられるときも、病院へいく目安となります。
 赤ちゃんが吐くのは飲んだお乳やミルクですが、酸っぱいにおいがしたり、色がついた液やカスのようなものが混ざっていますので、よく観察してみてください。

 

 幽門狭窄症は、幽門筋を切開する手術をおこなって治療します。家庭のケアだけで治すことはできませんので、思い当たる症状があればすぐに受診するようにしましょう。

 

 

 

突然の大泣き…腸重積症

 なにかの拍子で、小腸が大腸の中にもぐり込んでしまうことを腸重積症といいます。2歳以下でとくに6か月前後の男の子に多い病気で、手当てが遅れると死亡することもあるので、症状にいち早く気づいてあげるようにしましょう。

 

どんな症状があるのか

 突然火がついたように泣きだし、からだをよじったり、くの字に曲げたり、足をおなかに引きつけたりしながら痛みを訴えます。5分くらいすると泣きやみますが、10〜20分ほどすると、また激しく泣き出すという特徴的な症状があります。

 

 おう吐をともなうことが多く、泣くこととおう吐を繰り返し、しだいに顔色が悪くなってぐったりしてきます。また、イチゴジャムやトマトケチャップのような血便が出ることもあります。

 

 腸重積症は命にかかわる病気ですから、一定の間隔をあけて激しく泣き出すなど病気が疑われるときは、休日や夜間でもすぐに病院へ連れていくようにしましょう。